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誰かの声が聞こえるんだ。君の名前を教えて?・・・よく聞こえないな、もっと僕のそばに来ておくれよ。もっと話をしよう。さぁ、おいで。姿を見せて。
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05.16.18:27

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  • 05/16/18:27

04.27.22:03

球。

心を強くしたいと願った。
今は、心なんか強くなくてもいいと思っている。

強くならなくてもいい、その代わり、いろんなものを受け流せる多様さがほしい。

強くなるってことは、きっと硬くなることなんだ。
硬くなるってことは、自分の世界が出来上がっちゃうってことなんだ。
自分の世界が出来上がっちゃうってことは、他のヒトの世界に触れても理解できないことに繋がっちゃうって思うんだ。

だから、僕の心はふかふかのままでいい。
いろんなヒトが触れて、ほっとできるようなやわらかさのままでいい。
ただそのやわらかさを失わないために、いろんなヒトのいろんな解釈を受け入れられる人間になりたい。

柳の木のようにはなりたくない。
ふわりと流れて、風を受け流して、何事にも動じない。
でも僕はなりたくない。だって、はさみやのこぎりがいたらすぐに切られてしまうんだもの。

だったら僕は、球になりたい。
いろんなヒトのところにころころ転がっていって、蹴られても止まらずに転がっていられるような。
踏まれてもすぽんと抜け出してまた転がっていけるような。
はさみやのこぎりが来ても、挟まれずに逃げ出していけるような。


僕という人間を「真珠」に例えてくれたことに感謝する。
また新しいものが生まれたよ。
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