05.18.18:36
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01.21.23:45
B&B.
プロフ絵に先駆けて、元になる絵を。

原寸の25%です。正直大きく描きすぎました。300dpiでA4とか。
こんな風に二人並べて描きましたが、スタ学で二人が同時発生( )することはありません。
実はガチシギ描くのが2年ぶりなんです。絵茶でこそ一番多く描かれるのに、ガチとなると全くないという。
最後?おととしのハロウィン。
その他、子シギなら何度か描かれることはあったんですけどねぇ。
数年いるけど、やっとある程度満足できるプロフ絵(?)が描けたなーとかとか。
武器もこれ決定稿でいいだろ、あんまり凝ると次描くときとか泣いちゃう予感がする。
いやぁ、久しぶりに楽しかった。スタコン絵描いてる時も十分楽しかったんだが。
そういえばよそ様から素材を借りてこない絵も久々だなぁ。
後ろのもやもやは写真屋で3分でした。作り方覚えてると楽ねー。
ちなみに一番楽しかったのは二人のズボンをてらってらにすることでした。しわなんてテキトーだけど。
とりあえずコピペヽ(´ー`)ノバンザーイな構図でした。まる。
ということで先日言ってたまひさんのSSも無事に許可が取れたので折りたたみ。
トキ・シギに加えてまひさん宅のクレーグ・デリック・カシスです。
【写真撮影】
とある撮影スタジオのお話。
「ふむ。ではこのような立ち位置で撮ろう」
と、撮影エリアにテープを貼る白髪の少年を、大柄な青髪の青年が見やる。興味津々と言った様子で目を輝かせ、たったと歩み寄り覗き込めば、丁度地面にバツ印が生まれるところで。不思議そうに問うのだ。
「くれーぐ、これなあに?」
「これはバミリだな。立つ位置の目印だ。シギ、君のはあちらだ」
と、バツ印を確認しに行った青年を止めるわけでなく、クレーグと呼ばれた少年はテープの上に名前を書く。
「で、こちらがトキ、君の位置だ」
「――なるほど、で、僕とシギがこう剣をクロスさせると――」
「ねー、これまるじゃだめなのー?」
「はは……すみません」
話をさえぎり飛び込んでくる無邪気な問い。気にすることは無い、と仏頂面で告げる少年の少し後ろでは、カメラをいじる三十路の男の姿。しばらく鼻歌混じりでファインダーを覗き込んでいたけれど、ふと気づいたように、バミリに手を伸ばすシギへ声を掛けた。
「あぁ、シギたんだめだよー。それ剥がしたら、お菓子なしになっちゃうからね」
「えー! ……まだはがしてないよ! かしす、せーふ?」
せーふ、と親指立てれば返される親指。にぱ、と二人の笑顔が見合う。それを見て、クレーグとトキはほっと同じように息をついた。二人も顔を見合わせて、似たような生ぬるい笑みを浮かべたのだった。
「長丁場になりそうだな」
「……ですね」
時計の針がさっさと進む前にと、心持急ぎ気味に準備が終わる。
――。
「シギたーん、バミリからずれてるよー」
撮影がいよいよ始まる。何か面白いことが起こるのだろうかとわくわくして落ち着かないシギを止めるのは一苦労だが、そこは波長の合うカシスの出番。半分撫で付けた金髪に軽く触れつつ、カメラを調整しながら、シギと直感的な言葉を交わす。
「かしすー、それおしたらぱしゃーってなる?」
「うん、鳴るよ。後でなら、ちょっとだけ触ってもいいからね。い・ま・は。はいっ、背筋ぴしー!」
「ぴしー!」
背筋をしゃんとして、トキと同じように剣をクロスさせる。まるで、鏡を使ったトリックのような奇妙さを備えて、二人は並ぶ。
「手が疲れたり、眠たくなったら言ってくれ。休憩を取ろう」
「これぐらいなら、大丈夫ですよ。こちらは問題ありませんか」
「ああ、大丈夫だ」
案外長丁場にはならなかったようで、そのまま撮影の合図が入った。
「はーい、それじゃ、二人とも顔きりっとしてねー。いくよー、はい、チーズっ」
ぎゅ、と押されるスイッチに、カメラが動き出して。
ぱしゃり!
数回のフラッシュつきの撮影の後、あなたの手元にあるその写真が出来たのである。
-終了後-
「皆さん、お疲れ様でした」
「あ、でりっくだー!」
一礼して入ってくるのは、クレーグの双子の弟。トレーに紅茶とココア、そして山盛りの手作りお菓子を盛り付けての登場に、シギの目がぴかりと光った。撮影が終わったばかりのカメラを引っ付かんで、そちらに駆けてゆく。
「ああっ、レンズに触っちゃダメだ、シギ」
「レンズって、これー?」
トキの静止に無邪気な笑顔で、指差し押し付けてみる。むにっとやわらかく、しかし容赦の無い指紋攻撃にカシスは「べったべただ」と笑っているが、クレーグはやや冷や汗気味。こほん、と咳払いをして、気を取り直し。彼が音頭を取る。
「……ああ、では。紅茶でするのも不思議な話だが。全員、カップは持ったな?」
視線は隣の弟へ。
「はい、大丈夫ですよ」
弟の視線は黒髪の青年へ。
「こちらも持ちました」
黒髪の青年は分かちがたい青色の弟へ。
「ここあ、ここあ! かしすもここあ?」
青色の青年から目を向けられて、金髪の若者が笑う。
「僕はココアじゃないけど、あとで分ける?」
「のむー!」
早くもお菓子の取り合いっこが始まりそうな風景に、表情を和ませて。クレーグが一言。
「それでは、お疲れ様の――乾杯」
********************
・・・この顔で「ぴしー!」とか言ってるのか、と思ったら大変かわいかったです。(親ばか
まひさんありがとうー!
原寸の25%です。正直大きく描きすぎました。300dpiでA4とか。
こんな風に二人並べて描きましたが、スタ学で二人が同時発生( )することはありません。
実はガチシギ描くのが2年ぶりなんです。絵茶でこそ一番多く描かれるのに、ガチとなると全くないという。
最後?おととしのハロウィン。
その他、子シギなら何度か描かれることはあったんですけどねぇ。
数年いるけど、やっとある程度満足できるプロフ絵(?)が描けたなーとかとか。
武器もこれ決定稿でいいだろ、あんまり凝ると次描くときとか泣いちゃう予感がする。
いやぁ、久しぶりに楽しかった。スタコン絵描いてる時も十分楽しかったんだが。
そういえばよそ様から素材を借りてこない絵も久々だなぁ。
後ろのもやもやは写真屋で3分でした。作り方覚えてると楽ねー。
ちなみに一番楽しかったのは二人のズボンをてらってらにすることでした。しわなんてテキトーだけど。
とりあえずコピペヽ(´ー`)ノバンザーイな構図でした。まる。
ということで先日言ってたまひさんのSSも無事に許可が取れたので折りたたみ。
トキ・シギに加えてまひさん宅のクレーグ・デリック・カシスです。
【写真撮影】
とある撮影スタジオのお話。
「ふむ。ではこのような立ち位置で撮ろう」
と、撮影エリアにテープを貼る白髪の少年を、大柄な青髪の青年が見やる。興味津々と言った様子で目を輝かせ、たったと歩み寄り覗き込めば、丁度地面にバツ印が生まれるところで。不思議そうに問うのだ。
「くれーぐ、これなあに?」
「これはバミリだな。立つ位置の目印だ。シギ、君のはあちらだ」
と、バツ印を確認しに行った青年を止めるわけでなく、クレーグと呼ばれた少年はテープの上に名前を書く。
「で、こちらがトキ、君の位置だ」
「――なるほど、で、僕とシギがこう剣をクロスさせると――」
「ねー、これまるじゃだめなのー?」
「はは……すみません」
話をさえぎり飛び込んでくる無邪気な問い。気にすることは無い、と仏頂面で告げる少年の少し後ろでは、カメラをいじる三十路の男の姿。しばらく鼻歌混じりでファインダーを覗き込んでいたけれど、ふと気づいたように、バミリに手を伸ばすシギへ声を掛けた。
「あぁ、シギたんだめだよー。それ剥がしたら、お菓子なしになっちゃうからね」
「えー! ……まだはがしてないよ! かしす、せーふ?」
せーふ、と親指立てれば返される親指。にぱ、と二人の笑顔が見合う。それを見て、クレーグとトキはほっと同じように息をついた。二人も顔を見合わせて、似たような生ぬるい笑みを浮かべたのだった。
「長丁場になりそうだな」
「……ですね」
時計の針がさっさと進む前にと、心持急ぎ気味に準備が終わる。
――。
「シギたーん、バミリからずれてるよー」
撮影がいよいよ始まる。何か面白いことが起こるのだろうかとわくわくして落ち着かないシギを止めるのは一苦労だが、そこは波長の合うカシスの出番。半分撫で付けた金髪に軽く触れつつ、カメラを調整しながら、シギと直感的な言葉を交わす。
「かしすー、それおしたらぱしゃーってなる?」
「うん、鳴るよ。後でなら、ちょっとだけ触ってもいいからね。い・ま・は。はいっ、背筋ぴしー!」
「ぴしー!」
背筋をしゃんとして、トキと同じように剣をクロスさせる。まるで、鏡を使ったトリックのような奇妙さを備えて、二人は並ぶ。
「手が疲れたり、眠たくなったら言ってくれ。休憩を取ろう」
「これぐらいなら、大丈夫ですよ。こちらは問題ありませんか」
「ああ、大丈夫だ」
案外長丁場にはならなかったようで、そのまま撮影の合図が入った。
「はーい、それじゃ、二人とも顔きりっとしてねー。いくよー、はい、チーズっ」
ぎゅ、と押されるスイッチに、カメラが動き出して。
ぱしゃり!
数回のフラッシュつきの撮影の後、あなたの手元にあるその写真が出来たのである。
-終了後-
「皆さん、お疲れ様でした」
「あ、でりっくだー!」
一礼して入ってくるのは、クレーグの双子の弟。トレーに紅茶とココア、そして山盛りの手作りお菓子を盛り付けての登場に、シギの目がぴかりと光った。撮影が終わったばかりのカメラを引っ付かんで、そちらに駆けてゆく。
「ああっ、レンズに触っちゃダメだ、シギ」
「レンズって、これー?」
トキの静止に無邪気な笑顔で、指差し押し付けてみる。むにっとやわらかく、しかし容赦の無い指紋攻撃にカシスは「べったべただ」と笑っているが、クレーグはやや冷や汗気味。こほん、と咳払いをして、気を取り直し。彼が音頭を取る。
「……ああ、では。紅茶でするのも不思議な話だが。全員、カップは持ったな?」
視線は隣の弟へ。
「はい、大丈夫ですよ」
弟の視線は黒髪の青年へ。
「こちらも持ちました」
黒髪の青年は分かちがたい青色の弟へ。
「ここあ、ここあ! かしすもここあ?」
青色の青年から目を向けられて、金髪の若者が笑う。
「僕はココアじゃないけど、あとで分ける?」
「のむー!」
早くもお菓子の取り合いっこが始まりそうな風景に、表情を和ませて。クレーグが一言。
「それでは、お疲れ様の――乾杯」
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・・・この顔で「ぴしー!」とか言ってるのか、と思ったら大変かわいかったです。(親ばか
まひさんありがとうー!
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