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誰かの声が聞こえるんだ。君の名前を教えて?・・・よく聞こえないな、もっと僕のそばに来ておくれよ。もっと話をしよう。さぁ、おいで。姿を見せて。
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05.16.20:43

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  • 05/16/20:43

06.03.01:16

役目。

僕の役目があるとするならば、それは「共に生きること」ではなくて、彼女を、彼女らを、「生きるべき場所へ戻すこと」。
一緒にいられるのならばどこでもいいわけじゃない。
僕には僕の、彼女には彼女の場所があって、僕は彼女が笑って生きていられる場所にいたい。

テンキーで文字を打つのはあまりにも大変で、言いたいことを、伝えたいことをいつだって全ては伝えられない。
声だって、言葉選びと、ためらいと、いろいろなものがいっぱい混ざり合って、伝えたい一歩手前で止まってしまう。

僕は、彼女が僕の場所に来ることを真には望んでいない。
生きていく難易度はきっとどこでも似たり寄ったりで、そこに住む人はどこでも想像できないほど多種多様で、
ならば、己が心の里と思える場所で生きていたいと思うのは自然なことだと思う。
加えて、長く生きてきた場所には友人がいる。大人になってからじゃ友人はそう簡単にはできないと思っている。
僕は、彼女が彼女の友人たちと笑っている姿が好きで好きでたまらない。一番輝いている場所だといっていい。
彼女が僕の場所に来るということは、僕は彼女からその場所を奪うということだ。
僕はそれをしたくない。

僕に何ができるのか、正直言ってほとんどないと思う。
僕といていい事なんかあるのかなぁって、よく思う。
でもそれは僕が決めることじゃなくて、彼女の心は彼女だけのものだから、
僕はもらえるものを素直に喜んでおくだけで十分。
持っていないものは絶対にどうにもならないし、世界が変わるのを待つにはきっと人生は短すぎる。
でもそんなに悪い世の中じゃないから、絶望するほどすさんだ世の中じゃないから、
ないものを嘆くより、過ぎ去った昔を嘆くより、
今こうして、生まれて、出会えて、通じたことに幸せを感じられていたらそれでいい。


・・・「子宮」って、きっと凄く単純で簡単なものなんだ。
だからこそ複雑化した世の中で、すぐに忘れてしまう。
すぐそばにあるよ。すぐそばにいるよ。それが誰なのか、じゃなくて、誰もがそう。
忘れてしまっただけ。諦めてしまっただけ。慣れてしまっただけ。
真に信じることを、やめてしまっただけ。
じゃあ僕はどうなのかなんて、自分で「子宮だ」と言い切れる自信はない。
ただ僕は守るだけ。「真珠だ」と彼が例えた僕を守るだけ。
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