Voice of Somebody

• 05/17/22:25

煩いと煩わしいは同じ漢字なのだね。


追記。17:28。

時間が経つの早いものだね。
あれから少し寝たが、ほんの少しイライラが収まっただけだった。
･･･それで十分なのかもしれないな。ボクには。

おでんのいいにおいがする。

今日もまた日が暮れていくよ。
僕らの時間だ。

そういえば何時ごろだったかインターホンに起こされたとき、
扉の向こうの調査員さんが見事に主を子ども扱いしてくれた。少し、笑った。
相手の口調からして高校生かそれ以下にでも思ったんだろうか。
まぁ･･･心はその程度でしかないのだから間違ってはないんだが。

さて、大根でも齧っていくかな。


人間の心理の中に、宙から自分を見ている存在がいるとするならば、
きっとそれは、ボクらのことを言うのだろう。

流されるからだ、馬鹿が。

イライラが止まない。

ボクのままで外に行けというのか。主の振りも疲れるのだよ。

「不機嫌なの？」
別に。
「急に素っ気無くなったね」
主じゃないからな。
「嫌いに、なった？」
『そんなことはないよ』

主の兄は寝ている傍で遠慮なくピアノを鳴らし、
インターホンに２回起こされ、電話に２回起こされ。
ボクのままでいても何もすることがないというのに。

イライラのあまり、ほんの少し幻覚が見えていたようだ。
それとも、夢の中での映像だったのか。二つがそれほど異なる気はしない。

あぁ、うるさいね。トキ、主を黙らせろ。

さて、どうしようか。18時まで特にやることもなく。したいこともなく。
くはは、何もかもが馬鹿らしい！

• 11/07/14:02
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