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誰かの声が聞こえるんだ。君の名前を教えて?・・・よく聞こえないな、もっと僕のそばに来ておくれよ。もっと話をしよう。さぁ、おいで。姿を見せて。
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05.16.12:59

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  • 05/16/12:59

08.22.12:04

物語。

題材が違うので分けてみる。

本の貸し借りができる相手がいるというのは実に幸せである。
そしてそれがコミックや小説ではなく、教科書で言うところの「説明文」であるということ。

世間で読まれている以上、「小説」も面白いのだろうけれど、僕はあまり価値を感じない。
しかし「絵本」には価値を感じるのだ。あの短く、単純な文章の如何に深いことか。

まぁかく言うのも、僕が活字が苦手だということに端を発するのだろう。
本は読むものではなく、読まされるものだった。興味のあるものはみんなの興味の中にはない。
難解な表現も多く、場合によっては辞書を傍に置かねば意味すら想像できない。
また、物心ついた時にはもうコミックがすぐそばにあった。絵と会話で構成される心情表現の解読の、如何に容易いこと。

ただ、全く「本」を読まなかったということはない。図書館には何かと通っていた。知識欲としてはそこそこにあった。
興味の向いた先は図書49-分類。たったこの一画だけだったが。にわか知識に留まりはするが、そこから僕の中の一人を生んでいる。
まぁそこで抱いた夢は大人の現実によって見事に壊されたわけだが。


絵本や昔話の類。取るに足らない短い物語。
リアリティ溢れる小説には興味がない。僕の世界はリアルに近いファンタジー。
「今の物語」と「人生の物語」がそれぞれ誰しも存在するという。
「今の物語」を見つけるのは実に容易い。僕の場合は、ふと聞いた歌が、その答えをよく持っている。
「人生の物語」を探すのは、人によってはなかなか難しいのかもしれない。
僕は幸せだ。おそらく既に見つかっている。

ということで、今二冊の絵本を探している。
「ぼくをさがしに」
「ビッグ・オーとの出会い」
この二冊を見つけられたら、僕はきっと生涯その本に身をおくだろう。
出会ったのは小学生の頃、ただの読み聞かせ、10分もなかっただろう。
その意味を最近になってやっと解釈することが出来た。

絵本や昔話を子どもの読み物だと思ってはいけない。
読解力のついたオトナにこそ、改めて読み返して欲しい。
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