Voice of Somebody

• 05/16/19:41

僕のケータイ番号を知っている人は数少ない。
家族と、リア友一人と、ネッ友二人。以上。
リア友もPCメールの方に「変わったなら連絡よこせ」と来たくらいで。
基本的に僕は面倒くさがりもいいとこどころか機種変やらアド変やら全然知らせません。
だいたい、繋がっていたい人に対してはPCメルに連絡してくれって伝えてあるし。

中学時代からの友人はみな分かっているからかPCの方に連絡をよこします。
大学のサークル関係の人もPCの方に連絡をよこします。
変えるつもりもありませんが、ケータイは当てにできません。

さて、先日24になりましたが、僕はいったい何をやっているんでしょう。

「おめでとう」が数通きたものの、返せていません。
ひとつは、二行のメッセージにどう返せばいいのか。
きっと相手なりに気を使ってくれてはいたのでしょう。返事不精の僕が返してくれるように。
そして、繋がっていられるように。

僕はひどい人間です。
関係を絶って、「僕を嫌ってくれたら」と思っている。
僕への感情が憎しみへと変わってくれたら、と思っている。
向こうがどれだけ悩んで、泣いて、仕事にも支障が出たかもしれません。
それでも僕は。
何なんでしょうね、この「恐怖」。
怖いんです。ほんの少し前まで普通に話せていたのに。
言葉を交わすこと、そばにいることがなぜこれほどまでに怖いのか。
･･･なんとなく、答えは出ているんですけどね。

･･･ずいぶんと、細くなりました。
手首も、足も、腰周りも。
きっと、一目で気づくのでしょう。どれだけゆったりした服を着ていても。

僕は僕を嫌悪してやみません。
今になって、向こうの感情も分かる。
僕がいやだと思ったことを、やろうとしている。
触れたいのに、壊してしまいそうで。壊れてしまいそうで。
僕と同じ感情を与えたくなくて。

ジョシュ、どうすれば僕は君ほどストイックになれるんだい。
本能的欲求などなくなってしまえばいいのに。



襟の高い服を着るのは、夏でも長袖を着るのは、半袖でも手袋をはめるのは、
僕が好きなこの体を見ないようにするため。触れないようにするため。不用意に自分の体を傷つけないため。
今でも、時々暗闇に持っていかれそうになる。
戻りたくない。あんな暗く重い世界。
絵を描くために個人的には理想的なこの体が、好きで、嫌い。



いつの間に僕は近しい人に「ありがとう」を言えなくなってしまったんだろう。
どうでもいい他人にはどれだけでも言えるのに。この偽善者が。

• 04/21/01:22
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